◇8月24日
今月のリカバリー講座では、院長が講座を担当しました。
時々、こんな風に登場いたします。今回のテーマは「言葉」「語り」について。
「言葉は、世界を変えることがある」
「自分を変えていく可能性がある」
「自分のストーリーを語り続けることで、物語が更新されるもの。色合いが変わっていく」
こうしたお話をメンバーとともにしていきました。
「デイケアは本来、ありのままの自分で居る場所。たとえ混乱していたとしてもそのままの姿でいい、病名にも関係なく、存在を否定されない感覚をたくさん得ていくことが必要」
「そういうありのままの自分に対し言葉を紡いでいくことで、自分の人生、自分の物語を更新していこう」
「言葉を介した関わりの中で、必ず回復していける。語ることを忘れず続けていって欲しい」
院長からのこうしたメッセージを受け、メンバーからも、たくさんの感想をいただきました。
「『来るだけで回復になる』という話を聞けて良かった」
「遊びにくるぐらいの気軽さで来られて、それで回復になるのは『ラッキー!』と思った」
「自分だけじゃなく、皆の回復を聞くのも治療になるんだと分かった。他者の回復の中で、自分を見守る…そんな印象を受けた」
「言葉って時に傷付けることもあるけど、言葉に良いイメージを持てて良かった。言葉によって自分の世界を否定してしまうこともある、と分かった」
「『物語を語る』がピンと来なかったけど、病気について、症状について話すことも『物語』なのかな、それが回復なのかなと思った」
「参加することで自分のことも自然に話せた。人と触れ合うことが出来る場所、共感できる場所だと分かった。通所を続けていきたい」
これからもスタッフ・メンバー含め、色々な顔ぶれの中で色々な話をしていきたいです!
どうぞご参加をお待ちしております。
メンバーAさんのある一日
オリーブ風景今回の記事では、メンバーAさんのある一日を紹介します。
デイケア利用を新しく検討される方向けに、イメージ作りの助けになれば、と快くご協力いただきました。
記事の内容は、メンバー皆で考えましたよ!
Aさんは、市内のグループホームからオリーブに通っています。
朝6時、眠気をおして、通所のために頑張って身体を起こします。
他のメンバーから貰った野菜(→ 10/21掲載「ブログ編集部より」を参照)で朝ごはんも作ります。
8時半に家を出て駅まで歩き、電車で野々市駅まで。
そこから徒歩数分もかからず、オリーブに到着します。
オリーブは10時からが活動のスタートですが、9時から開所はしているので、到着後は和室でゆっくり過ごします。(休むための毛布も常備してあります)
10時を迎え、メンバーも揃ってきて、最初は個々に今朝の体温・体調の確認から始まります。
そして朝のうちに一旦、オリーブガーデンへ(→ 7/4掲載「オリーブガーデンのお花たち」を参照)。
この日は皆で身体を起こしがてら、軽く草むしりをしました。
10時半からラジオ体操をして、45分からはミーティングです。
本日の調子、利用の仕方、今日のやりたいこと、最近あった嬉しいことなど、一人ひとり話していきます。
11時からはマイオリーブ、それぞれ個別の活動をします。
この日はメンバー数人で、自分の状態について語り合いました。
躁があることなど、お互いの体験を隠すことなく語り合うことが出来て、そこに共感してもらえて幸せな気持ちになったそうです。
12時からは昼食を食べます。
お弁当持参の日もあれば、他のメンバーはすぐ近くのコンビニで買ってきたり、お弁当注文されている方もいました。
13時半からはいつも、マインドフルネスの音声プログラムが流れ始めます。
目を閉じて、静かに瞑想に身を委ねます。
14時からは集団プログラムの時間です。
この日は、段ボールで防災スリッパ作り(→ 10/13掲載「段ボールで防災グッズ作り」を参照)をしました。スリッパに絵を描いたのはAさん。メンバーからのリクエストに、嬉しくなってテンションMAX!だったそうです。
プログラムが終わり、15時15分頃からはいつもオリーブガーデンに水を撒きに外へ出ますが、この日は雨模様だったのでお休みです。
15時30分からフロアの掃除を皆で行い、続けて45分から、終わりのミーティングです。
今日の感想、明日からに向けてやりたいことなど、個々に話していきます。
オリーブの終了時間は16時ですが、その時間で帰路につくメンバーもいれば、Aさんの場合は電車の時間調整もあり、17時近くまでフロアをそのまま利用します。
17時の閉所後、電車に乗って帰宅。
本日もお疲れさまでした!
段ボールで防災グッズ作り
オリーブ風景◇9月13日
9月は防災月間、デイケアでも避難訓練を取り入れたり、防災に関するお役立ち知識や必要な準備などについて話し合う機会を毎年作るようにしています。
今回、初めての取り組みで、段ボールで手軽に作れる防災グッズについて取り上げました。
なんと、スリッパを作りました!
さて、どのように出来上がっていったでしょうか?
まず、そもそもどんな場面で使うの?
…と質問もあり、避難所で衛星を保つためや、避難時・自宅の片付けの際に自分の足を守るために使うもの、と皆で目的について確認しました。
作り方は以下の通りです。
まず足の型を取り、段ボールを切って、
足に合わせて丸め、
スリッパへと成形していきます。
皆の感想はどうだったでしょうか?
「覚えておくといいと思ったし、スマホでも作り方を検索することが出来ることが分かった。万が一の場合に活用していきたい」
「小学校の時に見た教育番組みたいだった。段ボールで作ったスリッパは頑丈そう。上から何か落ちても足を守ってくれそう」
「履き心地は正直よくない…。けど、災害時に足を守ってくれることは大事だと思った。自分でもいざという時実際に作ってみようと思った」
「大きめに作ったら、歩いてみると脱げてしまった。作り方を正しく守ることで、より脱げにくく、安全性を保てることが分かった」
「皆でわいわいと作れて楽しかった。協力して作れたのが良かった」
「足を守ることの大事さを教わって良かった。厚みがある方が足を守ってくれると思った」
…などなどです。
いざという時のことを、普段から考えておくことの大事さ、準備しておくことの大事さを、皆で楽しみながら学べたのがとても良い機会になったと思います。
ブログ編集部より
オリーブ風景◇9月2日
ところでこちらのブログ記事ですが、
いつも内容の選定、写真の選定はメンバー自身の話し合いで行っています。
それがプログラムの中の「ブログ編集部」です。
あらかじめ写真を撮っておくプログラムを決めておいたり、その他、気になった風景を撮りためておいて、その中からブログで紹介したい内容を絞りこんでいきます。
今回選ばれたのは、偶然にも「生命力」に関するものになりました。
敷地の端の方にあるオリーブガーデンのひまわり、皆さんご覧になったでしょうか?(実はあるメンバーがかなりの部分頑張ってくれたのです…)
茎が伸びてきたなと思っていたら、みるみるうちにこんなに大きくなりました!
この成長ぶりにはびっくりですね。
暑い中でしたが、生きものの生命力には本当に驚かされます…。
生命力その2。
メンバーの中で農園をされている方が時々、オリーブに野菜を持ってきてくれるのですが、どうですか、この新鮮さ!
採れたてぴかぴかのきれいな野菜から、他のメンバーも何かエネルギーをもらったような気持ちにいつもさせてもらえます。(もちろん、美味しくいただきます!)
3つ目はこちらです。
毎月、オリーブのプログラムで活け花教室をやるようになって数ヶ月経ちますが、何と、このプログラムが契機となって「活け花を習い始めました」という方も現れました!
いったん活けたあとの花も、毎日水切りをしたり、活け直したりすることで、かなり長くお花がもって、外来やデイケアで、目と心を楽しませてくれています。
生きもののエネルギー、ふと目を向けると実はまわりにたくさんあるものです。
時々目をとめて、力をもらいたいですね。
8月のプログラムから
オリーブ風景◇8月のマイオリーブ
まだまだ暑い盛りでしたけど、午前中のマイオリーブの時間では、それぞれ自分の好きな活動、合った活動を見つけて取り組んでいます。
いくつか紹介しますね。
最近興味を持つ人が多いのが、ゼンタングルというパターンアートです。
皆さんご存知ですか?
あらかじめ決まったパターンを組み合わせて描いていくアートなので、「絵心がない!」と気おくれしている方でも、気軽に取り組むことが出来て好評なんです。
描いていると集中出来て、気持ちが落ち着く、と効果を実感している方、多いですよ。
手芸系も相変わらず盛んで、レース編みや、きめ込みパッチワークも続々作品が増えています。
そして気分転換にはモルック!
手作りのお手軽モルックですけど、なかなか盛り上がります。
もちろん、読書されていたり、Youtubeで音楽・動画検索や、○○検定の勉強をされていたり、塗り絵をしたり…
取り組む作業は本当に多岐に渡ります。
楽しみつつ、適度に集中しつつ、がマイオリーブのテーマです。
院長担当の講座が開かれました
オリーブ風景◇8月24日
今月のリカバリー講座では、院長が講座を担当しました。
時々、こんな風に登場いたします。今回のテーマは「言葉」「語り」について。
「言葉は、世界を変えることがある」
「自分を変えていく可能性がある」
「自分のストーリーを語り続けることで、物語が更新されるもの。色合いが変わっていく」
こうしたお話をメンバーとともにしていきました。
「デイケアは本来、ありのままの自分で居る場所。たとえ混乱していたとしてもそのままの姿でいい、病名にも関係なく、存在を否定されない感覚をたくさん得ていくことが必要」
「そういうありのままの自分に対し言葉を紡いでいくことで、自分の人生、自分の物語を更新していこう」
「言葉を介した関わりの中で、必ず回復していける。語ることを忘れず続けていって欲しい」
院長からのこうしたメッセージを受け、メンバーからも、たくさんの感想をいただきました。
「『来るだけで回復になる』という話を聞けて良かった」
「遊びにくるぐらいの気軽さで来られて、それで回復になるのは『ラッキー!』と思った」
「自分だけじゃなく、皆の回復を聞くのも治療になるんだと分かった。他者の回復の中で、自分を見守る…そんな印象を受けた」
「言葉って時に傷付けることもあるけど、言葉に良いイメージを持てて良かった。言葉によって自分の世界を否定してしまうこともある、と分かった」
「『物語を語る』がピンと来なかったけど、病気について、症状について話すことも『物語』なのかな、それが回復なのかなと思った」
「参加することで自分のことも自然に話せた。人と触れ合うことが出来る場所、共感できる場所だと分かった。通所を続けていきたい」
これからもスタッフ・メンバー含め、色々な顔ぶれの中で色々な話をしていきたいです!
どうぞご参加をお待ちしております。