◇8月24日
今月のリカバリー講座では、院長が講座を担当しました。
時々、こんな風に登場いたします。今回のテーマは「言葉」「語り」について。
「言葉は、世界を変えることがある」
「自分を変えていく可能性がある」
「自分のストーリーを語り続けることで、物語が更新されるもの。色合いが変わっていく」
こうしたお話をメンバーとともにしていきました。
「デイケアは本来、ありのままの自分で居る場所。たとえ混乱していたとしてもそのままの姿でいい、病名にも関係なく、存在を否定されない感覚をたくさん得ていくことが必要」
「そういうありのままの自分に対し言葉を紡いでいくことで、自分の人生、自分の物語を更新していこう」
「言葉を介した関わりの中で、必ず回復していける。語ることを忘れず続けていって欲しい」
院長からのこうしたメッセージを受け、メンバーからも、たくさんの感想をいただきました。
「『来るだけで回復になる』という話を聞けて良かった」
「遊びにくるぐらいの気軽さで来られて、それで回復になるのは『ラッキー!』と思った」
「自分だけじゃなく、皆の回復を聞くのも治療になるんだと分かった。他者の回復の中で、自分を見守る…そんな印象を受けた」
「言葉って時に傷付けることもあるけど、言葉に良いイメージを持てて良かった。言葉によって自分の世界を否定してしまうこともある、と分かった」
「『物語を語る』がピンと来なかったけど、病気について、症状について話すことも『物語』なのかな、それが回復なのかなと思った」
「参加することで自分のことも自然に話せた。人と触れ合うことが出来る場所、共感できる場所だと分かった。通所を続けていきたい」
これからもスタッフ・メンバー含め、色々な顔ぶれの中で色々な話をしていきたいです!
どうぞご参加をお待ちしております。